ガス溶接技能講習 PR

ガス溶接技能講習の過去問ネタバレ!試験問題をわかりやすく解説

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  • ガス溶接技能講習で、合格点を取れるか心配
  • 過去問があれば、予習してスムーズな合格につなげたい
  • 講義中に寝てしまって、出題ポイントを聞き逃してしまった

ガス溶接技能講習の試験では、他の国家資格と比較すると簡単ですが、試験本番ではガス溶接に関する専門的な内容が問われます。

講習を聞いていないと、点数が取れず不合格になりますし、暗記が苦手な人はわりと苦労することになります。

多くの教習所では、テストの点数が足らないと、講習の費用を払い直して再受験する必要があるのです。

そこで本ページでは、ガス溶接技能講習の試験で、過去に出題された問題や、よく出題される問題にしぼって、ネタバレしていきます。

ガス溶接技能講習の出題分野と合格基準

試験の出題分野は、次の3つになります。

  • 設備の構造・取り扱いの知識
  • 可燃性ガス及び酸素の知識
  • 関係法令

試験本番では、3つの分野から合計で25問の問題が出題され、合計で6割以上の点数を取得する必要があります。

ただし、それぞれの科目については、4割以上の点数を取らなければなりません。

例えば、「設備の構造・取り扱いの知識」と「可燃性ガス及び酵素の知識」で満点を取得しても、「関係法令」が0点であれば不合格です。

3つ全ての分野に対して、4割以上の点数を取得した上で、合計で6割以上の点数が必要となります。

出題される場所はピンポイントで教えてくれる

ガス溶接技能講習の試験で出題されるポイントは、講習の中でピンポイントで教えてもらえます。

なぜなら技能講習は、落とすための試験ではなく、合格させるための試験であるためです。

講習中に、講師から次のような合図があります。

 

・今から伝える所に線を引いて下さい
・ここは要チェックしてください

 

大事なポイントと指摘された点が、そのまま試験に出題される形です。

そのため、講習を真面目に受講すれば、ほとんどの人が簡単に合格できる試験になります。

反対に、講習中に居眠りをしてしまって、重要な出題ポイントを聞き逃してしまうと、合格点を取るのがかなり難しくなります。

試験の多くはマークシート形式

ガス溶接技能講習の試験形式は、マークシートになります。

問題は、3つの講習科目から出題され、合計で25問です。

問題文を読んで、4つの選択肢の中から、正しい選択肢を1つ選ぶ形です。

マークシート形式で1番やってはいけないミスは、ずれて回答をマークすることです。

ガス溶接技能講習のテストの試験時間は、1時間程度と十分な時間があるため、マークミスに気づいたら慌てずにマークし直しましょう。

マークシートを消すときは、消しゴムでしっかりと鉛筆・シャープペンシルの跡をしっかり消すようにしてください。

マークシート以外のテストの出題形式

教習所によっては、マークシートを使わず、○と☓を紙に記入する形式のパターンもあります。

出題されるパターンは、「下記の文章について、正しいものであれば○を、誤っていれば☓を記入なさい」といった形です。

 

【出題例】
Q.安全装置をやむを得ず外す必要がある場合は、あらかじめ事業者の許可を受ける必要がある。

【答え】○
※事前に事業者の許可を得る必要があります。

 

教習所によっては、試験で出題される問題は変わり、試験問題の難易度も微妙に変わってきます。

とはいえ、講習の科目をしっかり頭に入れておけば、簡単に点数を取れる試験です。

ガス溶接技能講習の過去問ネタバレ!試験問題をわかりやすく解説

ここでは、ガス溶接技能講習の試験において、過去に出題された問題をネタバレしていきます。

教習所によって問題文は変わりますが、必ず出題される問題があり、チェックすべきポイントは変わりません。

そのため、過去問を参考にすることで、スムーズに合格点を取ることが可能になります。

以下から、主題頻度が高い知識にしぼって、解説していきます。

酸素の保管容器

ガス溶接に使用する酸素の保管方法について、知識が問われます。

当たり前の知識ですが、次の内容を頭に入れておきましょう。

酸素容器には、継ぎ目のない容器が用いられている。

酸素漏れは火災や爆発の原因ですので、継ぎ目のない容器に保管します。

危険水準の酸素濃度

ガス溶接を行う場所によっては、ガス漏れが発生し、酸素濃度が低くなることがあります。

具体的な数値として、次の値を覚えておくと良いです。

空気中の酸素濃度は12%以下で致死レベルであり、18%以下で要警戒となる

実際の現場では、ガス検知器により、この値を検知して身の安全を守ります。

試験では、具体的な数字を頭に入れておきましょう。

ガス溶接に使用する可燃性ガス

ガス溶接では、可燃性ガスと酸素により、ガスを発生させます。

よく使用される可燃性ガスについて。知識が問われます。

可燃性ガスは、溶解アセチレンガスがよく使用されます

現場によってはLPガスを使用するケースもありますが、通常のガス溶接やガス切断の用途であれば、アセチレンガスが一般的です。

可燃性ガスの定義

可燃線ガスの定義について、問題が出題されます。

可燃性ガスとは、空気と一緒に着火すると燃焼するガスを指します

空気とセットで使用するのがポイントですので、ここを抑えるようにしてください。

可燃性ガスが燃焼する条件

可燃性ガスが燃焼するには、3つの条件が必要です。

3つの条件について、問題が出題されます。

可燃性ガスが燃焼するためには、①可燃性ガス②支燃性ガス③着火源の3つ全てが必要です。

可燃性ガスはアセチレンがよく使われ、支燃性ガスは酸素のことです。

また着火源には、ガス溶接用のライターを使用するのが一般的です。

一酸化中毒の危険性について

ガス溶接の作業時に大きな危険となる一酸化中毒に関する知識が問われます。

エチレン・プロパン・プロピレン・メタンは、炭素を含むことから、換気が悪い場所で作業すると一酸化中毒の危険性があります

4種類の炭素を含むものについて、名前を丸暗記しておくと良いです。

ガス集合装置とガス溶接作業場所との距離

ガス集合装置とは、アセチレンや酸素ボンベを固めて置いてあるエリアの装置を指します。

引火すると大爆発の危険性があるため、ガス溶接を行う場所と距離を取る必要があります。

ガス集合装置は、火気を使用する設備から5m以上離しておきます

5mという数字を頭に入れておきましょう。

ガス溶接技能講習の試験に不合格となる人の特徴

真面目に受講して、講師の話をしっかり聞いていれば、出題される場所がピンポイントで分かります。

そのため、不合格となる人の特徴は、主に次の4パターンに分けられます。

  • 遅刻する
  • 講習中に寝てしまう
  • 極端な暗記力不足

ガス溶接技能講習の試験の合格率から、不合格となる人の特徴は、次の記事でくわしくまとめています。

まとめ

本ページでは、ガス溶接技能講習のテストに不安を抱える方に対して、実際に出題され過去問をネタバレしてお伝えしてきました。

試験本番では、落ち着いて問題文を読んで、本ページの内容を思い出すことで、スムーズい合格することができます。

合格する上で1番大切なことは、遅刻せずに講師の話をしっかり聞いて、出題されるポイントを把握することです。

本ページを参考にすることで、ガス溶接技能講習を受ける上で参考になるものがあれば、とても幸いです。

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