フォークリフトを運転するにあたっては、ヘルメットの着用が義務となっています。
ヘルメットは頭を保護するためのものですが、『頑丈であればOK』といったものではありません。
フォークリフト用のヘルメット選びには、次のことも大切になってきます。
- 快適でストレスがない
- 軽くて首や肩への負担が少ない
- つけ外しがしやすい
ヘルメットの機能は、意外なことに日々進化しており、最新のものがより機能性に優れています。
本記事では、そんな条件を満たしたフォークリフト運転用のヘルメットを、厳選して5つご紹介いたします。
フォークリフトに乗るのにヘルメットの着用は義務?
フォークリフトを運転するときは、厚生労働省により、ヘルメットの着用が義務付けられています。
義務がされている理由は、次のとおりです。
- フォークリフトが横転した場合に、頭を保護するため
- 落下する荷物から守るため
- 壁などに激突した際に、頭を保護するため
他にも多いのは、『挟まれ』の事故です。
首を出しながらバック走行している最中に、遠くを意識しすぎてしまい、柱とリフトに挟まれてしまう
上記は、『挟まれ』の事故のほんの一例です。
フォークリフトには、気づきにくい危険がたくさんあるため、ヘルメットの着用が義務化されています。
フォークリフトのヘルメットの選び方
産業用のヘルメットには、落下物から身を守るためのものから、自分が高いところから落ちたときに頭を守るまのまであります。
また、材質によって軽さも大きく異なってきます。
フォークリフトで使うヘルメットは、リフトから投げ出されたり、障害物に激突したときのことを考えて選びます。
したがって、ヘルメット選びには、衝撃を吸収する能力が高いものを選ぶと良いです。
また、最近では軽くても丈夫なヘルメットもあり、ムレにくくて、つけ外しもしやすいのが増えてきています。
まとめると、次の3点をチェックして、ヘルメットを選ぶのが最適となります。
- 衝撃を吸収する能力が高いヘルメット
- 軽い素材
- ムレにくい
【2024年最新】フォークリフトのヘルメットのおすすめ5選
フォークリフト用のヘルメットについて、たくさんの製品の中から、5つだけ厳選しました。
なお、選ぶのにあたっては、次のポイントを重視しました。
- 衝撃吸収性能が高い
- 軽い素材
- ムレにくい
- つけ外しが簡単
長く愛されるているものから、最新のラインナップまで厳選したので、ぜひ参考にしてください。
☆軽作業用のヘルメットも選んでいますが、事前に職場で使用できるか確認をとってください。
ルールが厳格に適用される職場だと、軽作業用ではなくて正式な保護帽が必要となることがあります。
超軽量ヘルメット/軽神 白AA17-V-HA5E-K17-WH
軽神のヘルメットは、超軽量なのが最大の特徴になります。
一般的なヘルメットが400g前後なのに対して、AA17軽神は270g程度です。
構造を変えることで、衝撃を吸収する性能はそのままで、驚くほどの軽量化に成功しています。
衝撃吸収性能も非常に高くて、首や肩への負担を抑えたい人には、ピッタリのヘルメットです。
ミドリ安全 一般作業用 通気孔付 SC11BV RA KP付き
国家検定合格品のヘルメットで、衝撃を吸収する能力が抜群です。
頑丈な作りですが、後部に通気孔が設けられているため、頭部のムレが軽減できます。
また、顎バンドを固定するための耳紐がついているため、ヘルメットのズレや脱落を防止する機能があります。
トータルのバランスに優れており、長く愛されているヘルメットのひとつです。
ミドリ安全 軽作業用帽 SCL-200A
軽作業用のヘルメットで、持った瞬間にわかるほど軽いです。
一般的な保護帽のように、内側に発泡スチロールがないため、通気性がとても良いのが特徴になります。
ヘルメットの構造としては、頭頂部付近は固くて、側面はやわらかくて力を加えると曲がるくらいです。
頭によくフィットするので、長時間フォークリフトで作業するのに最適で、つけ外しもしやすいです。
TOYO 軽作業用帽子 No.82 白
軽作業用の帽子で、軽い・安い・涼しいの3つが揃ったヘルメットです。
その代わりに、衝撃吸収性能が一般の保護帽より低いです。
構造がシンプルな分だけ、通気性がよくてムレにくい特徴があります。
働いている職場が、ヘルメットの種類について特別なこだわりがなくて、軽作業用の帽子でも大丈夫な人におすすめできます。
アメリカンタイプ SS-100型AJZ ホワイト FS-100AJ
アメリカンタイプのヘルメットで、一般的なヘルメットと比較すると、形がシンプルです。
そのため、持ち運びに便利でかさばることもありません。
作りもしっかりしている割には、値段が他と比較して安めであるため、コストパフォーマンスに優れています。
髪のベタつきには『ヘルメットインナー』
長時間フォークリフトを運転する方は、髪のベタつきが気になります。
特に夏場などは、ヘルメットに通気孔が空いていても、頭のムレが気になってしまいますね。
冬場でも、屋内の作業になると、頭に不快感が残ってしまうことがあります。
そんな方は、ヘルメットインナーで髪のベタつきをカバーすると、とても快適になります。
保護用のヘルメットのインナーは、あまり商品が多くないですが、その中でもオススメなものが『HW-GLOBAL』のインナーです。
タオルやヘアーバンドよりも、おでこの部分の汗をちゃんと吸い取る構造であるため、不快感がかなり軽減できます。