・『玉掛けの仕事をしているけれど、疲れるし作業がめんどくさいと感じる』
・『給料も上がりにくいし仕事を辞めたい』
・『辞めた後はどんな仕事があるんだろう?』
玉掛け作業は、基本的には立ちっぱなしの仕事であるため、身体が疲れやすいです。
また、同じような作業の繰り返しでもあるので、慣れてくると面倒に感じてきます。
そこで本記事では、玉掛けが面倒に感じる具体的な理由から、辞めたい人におすすめの転職先までお伝えしていきます。
この記事を読むことで、みんなが感じている『玉掛け作業の面倒な点』から、あなたが活躍できる仕事を見つける方法までわかります。
玉掛けがめんどくさいし、やりたくない理由
人によって、玉掛け作業が面倒に感じる理由は、さまざま。
ケガをするのが怖かったり、立ちっぱなしで足が痛くなるのが嫌な人がいます。
ほかにも、なかなか給料が上がりにくかったり、周りが無免許で玉掛け作業したりしていて、環境を大きく変えたいと感じる人も。
以下から、玉掛けがめんどくさいし、やりたくない理由をくわしくお伝えしていきます。
いつかケガをするのが怖い
玉掛け作業は、危険と隣り合わせです。
ワイヤーロープが切れたり、荷ずれが起きた場合などに、小さなケガではすみません。
ほかにも、不安定な構造をしている荷を吊るときは、どれだけ注意していても、事故のリスクを抱えることになります。
特に、安全に対していい加減な職場だと、ワイヤーロープやクレーンの点検が適当であるため、大きな事故に巻き込まれる危険性があります。
足腰が痛くなる
玉掛け作業は、立ちっぱなしの仕事です。
扁平足(へんぺいそく)だったり、足腰を痛めている人にとっては、つらく感じるはずです。
合図を出すときなどは、じっと立っていることが必要になるので、余計に痛みが増すことも。
周囲からは小さな悩みと思われがちですが、本人にとっては、かなり地味にキツイことです。
周りが無免許で事故に巻き込まれそう
玉掛け作業を行うには、国家資格の玉掛け技能講習を修了することが必要です。
ですが、外国人の方を雇っていたり、経営陣がいい加減だと、無免許で玉掛け作業を行わせています。
もしかしたら、あなたの職場がそうかもしれませんね。
無免許が当たり前の職場で玉掛けをしていると、『事故に巻き込まれそう』と感じるのも無理はありません。
玉掛け作用には、たくさんの危険なリスクがあるため、事故が起きてからでは遅すぎます。
給料が上がらない
職場によっては、まったく給料が上がらない人もいます。
ですが、まともな会社ですと、仕事ができるようになるにつれて、ベースの給与が上がっていくものです。
なので、玉掛け作業の仕事は嫌いじゃないけど、給料が低いから辞めたい人は、職場を変えてみるべきです。
玉掛けの仕事の平均的な年収は、以下の記事でまとめていますので、よかったらご覧ください。
楽な仕事で収入を上げる道は探せばある
玉掛けの仕事以外にも、楽な仕事で稼ぐ手段は、いくらでもあります。
理由はシンプルでして、日本にはあなたが知らないだけで、星の数ほどの仕事があるためです。
なので、スキルが上がらないし、給料が上がる見込みもなかったら、頑張っていても損するだけです。
もし、玉掛け作業に向いていないと感じるのであれば、職場を変えたいと思うあなたの背中を強く押したいです。
玉掛けの仕事を辞めたい人におすすめの仕事
玉掛けの仕事を辞めたいけど、辞めた後の仕事が見つかるか不安な人がいます。
ですが、大きな心配はいりません。
理由はとてもシンプルで、人手不足の職場がたくさんあり、未経験でも応募可能な仕事がたくさんあるためです。
以下から、玉掛けの仕事を辞めたい人に、おすすめの仕事をお伝えしていきます。
組み立て・組付けの仕事
工場で機械を組み立てたり、組み付けたりする仕事がおすすめのひとつです。
玉掛け作業とは違って、自分のペースで仕事がしやすい特徴があります。
また、部品を扱う仕事であるため、玉掛けとは違ってケガをするリスクがほとんど無いともいえます。
デメリットは、未経験のうちは給料が安い点です。
ですが、スキルを上げていけば、給与アップしていくこも可能です。
もしあなたが手先が器用で、機械いじりが好きであれば、天職となる可能性がありますよ。
軽作業・物流・の仕事
玉掛け作業は、クレーンを扱うことから、屋内でも空調が効いていない職場がほとんどです。
そのため、夏は熱くて冬は寒くなるストレスを抱えがちです。
軽作業・物流の仕事は、場所によっては空調が効いていて、肉体をフルに使うこともありません。
さらに、物流が止まることは、日本の経済が止まることと同じであるため、不景気にも非常に強い仕事でもあります。
もしあなたが、空調が効いた部屋で身体が疲れにくい仕事がしたかったら、軽作業・物流の仕事を探すと良いですよ。
加工の仕事
製造業における加工の仕事は、機械や設備のベースとなる部品を加工する業務になります。
具体的には、旋盤やNCマシンを使った仕事です。
残業が少ない特徴があり、加工技術を身につけて替えの効かない人材になると、評価と給料を上げていくことができます。
残業が少ない理由は、ものづくりの一番最初の工程であるため、仕事をすすめるペースをある程度コントロールできるためです。
もちろん、加工するための図面が設計から遅れて届くと、忙しくなります。
ですが、製造業の他の職種と比較すると、比較的時間に余裕を作りやすいです。
なので、スキルを身につけつつ、給料も上げていきたいならば、製造業における『加工の仕事』を探してみてくださいね。
営業や事務職
玉掛け作業をしている人の中には、もう工場で働きたくないと考えていて、デスクワークをしたい人もいるはずです。
ですが、この文章を読んでいるあなたは、工場からデスクワークへの転職ができるか心配かもしれません。
先に結論を言うと、未経験のデスクワークへの転職は可能です。
なぜなら、転職サイトで『営業職』や『事務職』で求人を探してみると、未経験可の仕事がたくさん見つかるためです。
面接を受ける上では、デスクワークを志望する理由をきちんと伝えることができれば、工場勤務がネックとなりません。
実際に転職サイトに登録してみると、思わぬ会社が求人を出していたりするので、登録だけしておくだけでも全然違いますよ。
すぐに行動しないと仕事が見つからなくなるかも
この文章を読んでいるあなたは、玉掛け作業を辞めたいと思いながらも、仕事を続けていると思います。
ですが、転職して働く場所させ変えれば、今より十分活躍できる可能性がありますよ。
にも関わらず、転職への一歩目が進めないのは、あなたの中に『見栄』と『恐怖』があるためです。
ましてや、あなたが若手であれば、なおのことです。
仕事は大変で、つらいものであると、決まっているわけではありません。
楽しんで仕事をするのは、何も選ばれた人の特権ではありません。
歳を重ねてしまったら、未経験の仕事に転職できなくなってしまいます。
仕事を探すには、『ハローワーク』が代表的ですが、最近では『無料でサービス』を受けれる転職サイトがあります。
転職サイトに登録すると、わざわざハローワークに行かなくても、スマホや自宅のパソコンから求人を探すことができます。
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