玉掛け技能講習を受講する予定があり、当日の服装と持ち物を知りたい人向けです。
この記事を読むことで、当日の忘れ物をゼロにすることができ、試験の内容や注意点まで分かります。
仕事の現場で玉掛けするためには、国家資格である玉掛け技能講習を受講する必要があります。
合格率の高い試験ではありますが、落ちる人が落ちるので、甘く見すぎないほうが良いです。
落ちる人の中には、忘れ物が多かったり服装のルールが守れていなくて、講師からの印象が悪い人が多いです。
そこで本記事では、試験以外の場所でマイナス評価を受けないために、必要なものと正しい服装についてお伝えしていきます。
玉掛け技能講習の難易度は?
合格率は95%以上でして、講義を真面目に受けていれば、テストに合格することができます。
例え点数が足らなくても、あまりにも低い点数でなければ、再試験のチャンスが与えれます。
とはいえ、忘れ物が多かったり、途中で眠ってしまうなど受講態度が悪いと、一発で不合格になることもあります。
不合格になると、受講料を払い直して最初から受け直す必要があります。
玉掛け技能講習の服装と持ち物は?【遅刻は厳禁】
学科試験の服装と持ち物
教習所によって異なりますが、1日目と2日目の座学では、基本的に服装は自由です。
ずっと座って講義を聞く形になるので、作業着を着る必要はありません。
テキストに線を引いて、試験の対策をしなければならないので、筆記用具が必要になります。
必ず必要になるのは、受講票になりまして、忘れてしまうと厳しい教習所だと受講することができなくなります。
また試験の形式は、マークシート形式であるため、鉛筆と消しゴムを用意したほうがよいです。
とはいえ、鉛筆がなくても貸し出しがあるケースがほとんどなので、家にボールペンしかなければ、わざわざ鉛筆を用意する必要はありません。
実技試験の服装と持ち物
注意しなければいけないのは、3日目の実技の服装と持ち物です。
実技試験を受けるためには、動きやすい服装が必須でして、作業着があれば着ていくとよいです。
また、ヘルメットと安全靴と笛が必要です。
ヘルメットは、実際に玉掛け作業をするので必要になります。
安全靴についても同様ですが、必ず必要なわけではありません。
とはいえ、笛は玉掛け作業をするときに、笛を鳴らして合図をするので、必ず必要になります。
笛は100円ショップで売っているようなもので大丈夫です。
Amazonや楽天でも手に入ります。
なお、教習所によっては、ヘルメットの貸し出しがあったり、安全靴も必要ないところがあります。
受講票をよく読んでみて、分からなかったら教習所に直接問い合わせてみてもよいでしょう。
必要なものをまとめると、以下のとおりです。
- 動きやすい服装
- 安全靴
- 笛
- ヘルメット
必要かどうか迷ったら、用意していきましょう。
試験で余裕を持つためにも、準備をしっかりしておいて損はありません。
玉掛け技能講習に受かるコツ
受かる最大のコツは、真面目に受講することに尽きます。
学科試験のための座学は、退屈な内容なので眠気に負けそうになります。
しかし講師は、テストで出題されるポイントを、口頭で細かく教えてくれるので、聞き逃すと点数が取れません。
実技試験では、実際に玉掛けを行い、笛を使って適切な合図を出していくことが求められます。
試験本番で失敗する人は、焦って玉掛けの手順を忘れてしまい、小さなミスを繰り返す特徴があります。
ど忘れしてしまうのは、玉掛け試験の内容を丸暗記してしまうからです。
そのため実技試験の練習の段階から、何のための合図であるのかを理解しながら、頭と身体を使って覚えてくことが求められます。
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