天井クレーンの学科試験 PR

天井クレーンの学科試験の過去問題集をネタバレ!【床上操作式クレーン】

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  • 『天井クレーンの技能講習を受ける予定がある』
  • 『座学が久しぶりで、テストで点数を取れるか心配』
  • 『誰でも受かるっていうけど、それって本当??』

天井クレーン(床上操作式クレーン)技能講習は、5トン以上の天井クレーンを操作するのに必要です。

合格率が高いと言われる試験ですが、学科試験と実技試験の両方に合格する必要があり、落ちる人は落ちます。

特に学科試験は、久しぶりにテストを受ける人が多いため、苦手とする人が多い傾向にあります。

そこで本記事では、学科試験で合格点が取れるか心配な方に対して、過去問をネタバレしていきます。

天井クレーン技能講習の正式名称は、『床上操作式クレーン技能講習』です。

本ページで解説するのは、クレーン・デリック運転士免許とは異なるので、ご注意ください。

天井クレーン技能講習とは

天井クレーン技能講習の正式名称は、『床上操作式クレーン技能講習』でして、長過ぎる名称であるため、天井クレーンと略されます。

天井クレーンは、主に工場の天井にあるホイストなどに、直接押しボタンスイッチがぶら下がっている形のクレーンです。

吊り荷を移動させると同時に、押しボタンを操作する人も移動する必要があるクレーンになります。

技能講習に合格することで、次のクレーンが操作可能になります。

技能講習合格で操作できるクレーン
  • 床上操作式クレーン 5トン以上
  • 玉掛け 1トン以上

工場や流通業界で働く方にとっては、とても重要となってくる資格です。

床上操作式クレーン技能講習だけでは、玉掛け作業はできません。

玉掛け技能講習を修了する必要があります。

⇒玉掛けの資格の取り方全ガイド|技能講習の内容と試験に受かるコツも伝授

講習時間は?

講習の時間は、全日程で3日間になります。

なお、持っている資格によって、一部の科目が免除となるので、下記ご参照ください。

16時間●移動式クレーン・デリック(旧デリック運転士免許含む)・揚貨(ようか)装置のいずれかの運転士免許所持者

●小型移動式クレーン・玉掛けのいずれかの技能講習修了者

19時間●小型移動式クレーン・デリック・揚貨装置のいずれかの特別教育を修了してから業務経験が6ヶ月以上ある方
20時間上記にあてはまらない方

以下から、各日程におけるくわしい内容をお伝えしていきます。

初日

初日は座学でして、内容は以下のとおりです。

  • 床上操作式クレーンに関する知識
  • 関係法令

ひたすら講義を聞くので、とても眠いですが、我慢が必要です。

講師が『ここが出題されます!』と、くわしく出題ポイントを教えてくれるので、配られるテキストにメモしていきましょう。

2日目 座学と学科試験

午前と午後のはじめは、初日と同じく座学です。

  • 原動機および電気に関する知識
  • 力学に関する知識
  • 学科試験

夕方からマークシート形式の学科試験があります。

合格するには、6割以上の点数が必要で、点数が足らなかったら補講と再試験となります。

※玉掛技能講習修了している方は、力学が免除となるため、講義の時間が少なくなります。

学科試験のくわしい解説は、以下の記事からどうぞ▽▽

⇒天井クレーンの学科試験に落ちる人の特徴とは!【合格するコツを解説】

3日目 実技試験

3日目は、実技試験に向けて、操作方法や合図について練習していきます。

  • 床上操作式クレーン運転
  • 床上操作式クレーンの合図
  • 実技試験

焦らずにひとつひとつ操作を覚えてくことで、試験本番でもスムーズにクレーンの操作ができます。

実技試験のくわしい解説は、以下の記事からどうぞ▽▽

⇒天井クレーンの実技試験は落ちる!?失敗しないコツを徹底解説

【ネタバレ】天井クレーンの学科試験の過去問題集を徹底解説!【床上操作式クレーン】

学科試験の形式は、マークシート式で、質問文を読んで正しい選択を選ぶ形です。

試験では、次の分野から出題されます。

  1. 床上操作式クレーンに関する知識
  2. 力学に関する知識
  3. 原動機および電気に関する知識
  4. 関係法令

合計で6割以上の点数が必要でして、各科目で4割以上の点数を取る必要があります。

以下から、実際に過去問題として出題された範囲を、ネタバレしていきます。

床上操作式クレーンに関する知識

ホイスト式天井クレーンについて

ホイスト式クレーンの特徴について出題されます。

少容量のホイスト式天井クレーンは、構造上の問題で、荷ブレが起きやすいです

『ホイスト式天井クレーン』は、荷ブレが起きやすいことを記憶しておけばオーケーです。

軸および軸受について

クレーンの機械部分の歯車について、出題されます。

軸受は、運動を円滑に行うために使用されて、『すべり軸受』『転がり軸受』に分類されます。

2つの用語が穴埋め問題として出題されますので、そのまま記憶していきましょう。

巻き過ぎ防止装置について

クレーンの巻きすぎを防止する装置に関する知識が出題されます。

フックブロックが上昇して、リミットスイッチを押し上がることにより、電動機の回転が止まります

防止装置は、『リミットスイッチ』が動作することで、動作が止まるとおぼえておけばOKです。

クレーン前の点検について

クレーンを運転する前に点検すべきポイントについて出題されます。

  • ワイヤーロープが他のものに接触していないか
  • ワイヤーロープにキンクや型くずれが生じていないか
  • 安全装置は有効な状態であるか

上記のポイントをチェックする必要があるのを記憶しておきましょう。

つり荷の巻き下げについて

クレーンを使ってつり荷を巻き下げるときの注意点について出題されます。

  • 吊り荷が着地する直前に、まくらの上で巻き下げを一旦停止して、まくらの位置、着地面を確認する
  • つり荷を着地させる場合は、最小限のインチング運転で、静かに停止させる必要があります

吊り荷が着地する前は、一旦停止させて、インチング運転をして着地させると覚えればOKです。

荷振れとその防止について

クレーン操作において、大事な点である荷振れ防止に関する知識が出題されます。

横行または走行の起動時および停止時の慣性力は、ある程度は避けられません

『横行』と『走行』、『起動時』については、避けられないことを覚えておきましょう。

原動機および電気に関する知識

電動機の名称について

三相誘導型電動機の回転子に関する知識が出題されます。

  • 固定子側を一次側、回転子側を二次側といいます

難しく考えないで、そのまま記憶してしまいましょう。

かご型誘導電動機について

かご形誘導電動機の二次側の構造について出題されます。

二次側が巻線ではなくて、太い導体(バー)がかご型に配置されています

かご型の電動機の二次側は、太い導体で構成されていることを記憶しておけばOKです。

電磁接触器について

クレーンの機械部品のひとつである電磁接触器について、役割に関する知識が出題されます。

電磁接触器は、コンタクタと呼ばれて、電動機の主回路を頻繁に開閉することを目的としています

電動機の主回路を、閉じたり開いたりすることを目的に使用されると覚えておきましょう。

感電による危険性について

クレーン操作時の感電の危険性について出題されます。

人体に流れる電流の影響は、電流の大きさと通電時間の大きさによって変化します

『電流の大きさ』と『通電時間』が、人体への悪影響の程度を決めると記憶すれば良いです。

関係法令

労働安全衛生法施行令について

法令について、細かい知識が問われます。

特定機械とは、つり上げ荷重が3トン以上のものを指します

上記法令については、『3トン』であることを覚えておくのが大事です。

過負荷の制限について

クレーンに対する過負荷に関する法令が出題されます。

事業者は、クレーンに定格荷重をこえる荷重をかけてはいけません

当たり前の内容ですが、『定格荷重』といった用語を記憶しておくのが重要となります。

自主検査の記録について

クレーンの点検の記録を保管する期間について出題されます。

事業者は、決められたルールにもとづいて、自主検査および点検の結果を、3年間記録しておく必要があります。

上記法令に関しては、『3年間』といった点が、キーポイントになります。

玉掛けについて

ワイヤーロープの安全係数について

玉掛け用のワイヤーロープに関する知識は、必ず出題されます。

ワイヤーロープの安全係数については、『6以上』の必要があります

『6以上』の安全係数が求められることを記憶しておけばオーケーです。

玉掛け用フックの安全係数について

クレーンの玉掛け用具のフックについて、安全係数の値を記憶する必要があります。

玉掛け用フックの安全係数は、『5以上』である必要があります

こちらも、『5以上』の安全係数が必要であると覚えておくのが大事です。

使用禁止のワイヤーロープについて

クレーンに玉掛けをするときに、使用禁止となるワイヤーロープについて、出題されます。

ワイヤーロープの直径の減少が、公称径の7パーセントを超える必要があります

こちらも同様に、『7パーセント』といった数字をそのまま記憶しておけば、オーケーです。

まとめ

本記事では、天井クレーン技能講習を受ける予定がある方に対して、講習の内容から過去問をネタバレしてきました。

誰でも合格できるといわれる試験ですが、正式な国家資格でもあるため、点数が足らないと落ちることがあります。

ですが、真面目に取り組むことさえできれば合格できるので、余計な心配をする必要はありません。

万が一点数が足らなくても、補講と再試験のチャンスがあります。

一発で合格してしまいたい方は、本記事の過去問のネタバレを記憶しておくだけで、合格点を取ることができます。

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