玉掛け技能講習の学科試験で失敗したくない人向けです。
玉掛けを仕事の現場で行うためには、技能講習を受講して学科試験と実技試験の両方に合格する必要があります。
中でも学科試験は、ほとんどの人が合格すると言われますが、点数が低すぎると不合格となります。
難易度が低いといっても、国家資格でもあるため、不合格者を一定数出す教習所があるのです。
そこで本記事では、玉掛け技能講習の学科試験の流れから、テストで失敗しない方法まで解説していきます。
出題される範囲
学科試験で出題される範囲は、『クレーンの知識』『力学』『玉掛け』『法令』の4つです。
配点はそれぞれ、20点、20点、50点、10点でして、合計で60点以上の点数を取るのが必須となります。
注意すべき点は、どの分野も4割以上の点数を取る必要があることです。
例えば、『クレーンの知識』と『力学』が0点だと、『玉掛け』と『法令』が満点でも不合格となってしまいます。
試験の形式
学科試験はマークシートでして、設問を読んで4拓か2択の選択肢の中から、正しいものを選び出す形式です。
設問を読んで記述させる問題はなく、講義をしっかり聞いて、覚えるべき点をしっかり覚えておく記憶力が問われます。
また、カンニング防止のために、テストは全部で3種類あるため、隣の人と試験の内容が違うことがあります。
『玉掛け』の分野については、4拓であるパターンが多く、『法令』については、2択であることがほとんどです。
点数が足らなくても再試験のチャンスあり
点数が6割に達しなくても、そこまで心配する必要はありません。
ほとんどの教習所では、再試験の機会が与えられ、講師によっては合格するまで追試してもられます。
とはいえ、あまりにも点数が取れていないと、講習を全く聞いていなかったと判断され、一発で不合格となる人もいます。
玉掛け技能講習の学科試験で失敗しない方法を徹底解説!!
講師の話を聞いてテキストに線を引く
学科試験で失敗しない最大のコツになります。
ほとんどの教習所の講師は、テストで出題されるポイントを、細かく教えてくれます。
逆に言うと、講義を聞いていなかったら、かなり賢い人でも全く点数が取れない試験になります。
そのため、普段は現場で仕事する人にとっては、座学は眠気で退屈になりますが、なんとか我慢するべきです。
さらに講義を聞いていないと、受講態度が悪いと判断され、点数が足らない場合に再試験のチャンスが与えられない可能性が高まります。
テキストは丸暗記するつもりで
初めて学ぶ分野も多いため、出題されるポイントを全部理解するのは難しいです。
理解するのが難しい場合は、悩まないで丸暗記してく姿勢が大事です。
目的はテストに合格することなので、効率よく点数を取ることだけに集中すべきです。
実際に仕事の現場で、実践を通じて講義の内容を理解していけばよく、テストはテストと割り切ったほうが良いです。
講義の大部分の時間は、テストで出題されない範囲の説明なので、講義中に覚えるべき点だけ覚えておくのもアリです。
受講態度を良くする
難易度は低い資格とはいえ、国家資格でもあるため、遅刻は厳禁です。
5分くらいなら許されるケースもありますが、10分以上となると全ての言い訳が通じなくなります。
また、持ち物を忘れなかったり、受講態度を良くしておくことも大事です。
特に居眠りは、大勢の中だとかなり目立つので、可能な限り避けるべきです。
講師も人間ですので、真面目に講習を受けていたと判断されると、不合格ラインにいる場合の扱いが異なってきます。
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