『玉掛け免許の正式名称を知りたい』
『履歴書への書き方を知りたい』
『玉掛けの仕事を探していて、良い志望動機があったら参考にしたい』
玉掛けの資格は、玉掛け技能講習を修了することでもらえますが、ほとんどの人は正式名称を知りません。
そこで本記事では、履歴書に書くときの玉掛け技能講習の正式名称から、玉掛けの資格をアピールするための魅力的な志望動機までお伝えします。
先に結論を言うと、正式名称は『玉掛け技能講習修了』です。
そして志望動機では、『作業の安全性を考えながらチームで働けることが魅力』と伝えると良いです。
そもそも玉掛けは『資格』?それとも『免許』?
まずはじめに、玉掛けの試験に合格するともらえるのは、「資格」か「免許」なのか気になった人もいるかもしれません。
技能講習に受かることで発行されるカードには、「修了証」と記載されていてるため、「資格」であることを意味します。
資格と免許の根本的な違いは、次のとおりです。
- 資格⇒作業を行うために必要な知識と技術がある
- 免許⇒必要な知識と技術があることにくわえて、その技術を使うことが許される
といった違いがあります。
もっとシンプルに言うと、持っていないと処罰されるのが「免許」で、持っていなくても処罰されないのが「資格」です。
例えば自動車を運転するには、知識や技術があるだけでは足りなくて、公道を走るためには「免許」が必要になります。
玉掛けの仕事については、免許ではなくて資格であるため、講習を修了していなくても罰せられないことを理由にして、実作業するルール違反の人が見られます。
玉掛けの正規名称は『玉掛け技能講習修了』
履歴書に玉掛けの資格を書くときは、『玉掛け技能講習修了』と書く必要があります。
もちろん他の書き方でも伝わりますし、気にする人はほとんどいません。
とはいえ、気にする人は気にするので、正式な名称を書きましょう。
また玉掛け以外の技能講習で、次のものは「資格」として履歴書に書くことができます。
- 床上操作式クレーン技能講習
- フォークリフト運転技能講習
上記の2つと、玉掛けの技能講習の修了証は、1つにまとめることができます。
1つにまとめる方法は、厚生労働省が運営する『玉掛け技能講習修了証明書発行事務局』でできます。
技能講習を受けた場所でもできることもあるので、まずはそちらに問い合わせても良いでしょう。
玉掛けに向いている人の特徴は?
玉掛けの技能講習を合格した人は、玉掛け作業に向いているか気になっていると思います。
そこで、向いている人の特徴について、以下に3つまとめました。
- 注意力を持ってコミュニケーションがとれる
- 冷静な判断ができる
- 平均的な力の強さがある
玉掛け作業は、ひとりでやることは少なく、周りの人と協力しながらやる必要があるため、コミュニケーションがとれることが大切です。
適切に取れないと事故の原因になるため、最も重要といえます。
逆に言えば、コミュニケーションさえ取れれば、向いていますし活躍もできます。
プラスアルファとして、何かトラブルがあったときでも、冷静な判断がとれるとなお良いですね。
■玉掛け作業時のトラブル例
- 荷が傾く
- 間違って壁などにぶつけてしまう
とはいえ、最初から冷静に行動するのは難しいので、やる内に慣れて覚えていけばオーケーです。
最後に、ある程度の力を持っていることも大事です。
大きな荷物を持ち上げるときに、荷ブレしてしまった場合、力があったほうがすぐに対処できるためです。
もしあなたが女性より力があれば、まったく問題ないでしょう。
玉掛けの資格を適切な志望動機でアピールしよう!
玉掛けをする上では、周りの人としっかりコミュニケーションを取ることが、最も大切になります。
そのため、面接において玉掛けの資格をアピールした場合は、協調性があることを伝えると良いです。
ベストは、志望動機に次の2点を盛り込めると良いですね。
- 周囲と協調して「働ける・働きたい」
- 安全性を考えて作業していきたい
また玉掛けの他に、クレーンやフォークリフトの資格を持っていない場合は、将来的に資格取得する意欲があることも伝えると良いです。
仕事に意欲的であることをしっかりアピールできます。
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