玉掛けの学科試験 PR

玉掛け技能講習で不合格になる人の特徴【甘く見てはいけない!】

玉掛け技能講習のクレーン
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玉掛け技能講習を受ける予定があり、試験に不合格にならない方法を知りたい人向けです。

この記事を読むことで、試験で気をつけるべき点から、実際の合格者の体験談を知ることができます。

・『玉掛けは滅多なことで落ちない』
・『合格が前提』
・『落ちる人は落ちる』

玉掛け技能講習の難易度については、上記のように人によって答え方が異なります。

実際のところは、講習を受ける場所によって難易度が異なります。

そして、全体の平均の合格率としては、95%程度になります。

この数字から、落ちる人は落ちるので、甘く見すぎてはいけないといえます。

そこで本記事では、玉掛け技能講習に不合格にならない方法と、講習を受けた人の合格するために気をつけた体験談をお伝えしていきます。

玉掛け技能講習で不合格になる人の特徴【甘く見てはいけない!】

講義を聞いていない人

玉掛け技能講習では、学科試験と実技試験の両方に合格する必要があります。

どちらも講義をしっかり聞いていなければ、試験本番で何もすることができなくなります。

特に学科試験では、講義の中で出題する範囲をしっかり教えてもらえるので、寝てしまうと合格点を取ることができません。

逆にいうと、講義さえしっかり聞いていれば、学科試験に合格するのは簡単です。

実技試験についても、講習を真面目に受けていれば、試験本番でも大きなミスをすることを防ぐことができます。

実技試験の本番で緊張し過ぎる人

玉掛け技能講習において不合格する人の多くは、学科試験ではなく実技試験になります。

なぜなら、学科試験は点数が足らなくても再試験のチャンスが与えられるためです。

とはいえ、点数が低すぎると、講義に全く参加していないと判断され、一発で不合格になることもあるので、注意が必要になります。

実技試験では、大勢の前でグループで玉掛けの動作をしていくので、緊張してしまい練習の成果を発揮できない人がいます。

解決策としては、時間が十分にあることを思い出すことです。

試験本番では、一応制限時間が定められていますが、たっぷり時間が用意されています。

なので、本番で頭が真っ白になっても、いったん自分の中で落ち着きを取り戻す時間を持つと良いです。

マークシートの記述を間違う人

あまりないパターンですが、久しぶりのマークシートの形式に慣れず、間違った回答方法をしてしまう人がいます。

玉掛け技能講習の試験は、マークシート形式でして、複数の選択肢から正しい選択肢を選び出す必要があります。

点数が足らない場合だと、再試験のチャンスが与えられますが、記述の仕方を間違えてしまうと、一発で不合格になってしまいます。

なので、もし試験の最中に、マークシートのやり方について不安を感じたら、遠慮なく講師に聞いてみるべきです。

玉掛け技能講習に一発で合格した人の体験談

A・Oさんが合格する上で気をつけた点

まず玉掛けをする荷物の重心がどこになるのかを意識するようにしました。吊り上げ時に大きく傾くと危険ですし、かなりの減点にもなります。

また、意外と見落としがちになりやすいのが、荷物にかけるスリングのねじれ・ずれです。

荷物の下を通したときにねじれてしまったり、ずれて斜めにかかってしまうことがあるので、吊り上げる前に地切り(クレーンでほんの少しだけ荷物を浮かせて、安全に運べるかどうかを確認する作業のこと)を忘れず、入念に確認しました。

運んでいる最中にトラブルが起きてはいけないので、特に注意しました。

ここで問題に気付いて玉掛けをやり直しても減点にはならないので、入念に作業しました。

最後に、クレーン作業者にはっきりとわかるように手で合図を出さないといけないので、試験前に改めてあやふやなところを再確認しました。

特に、クレーンを巻き上げ下げするときと、わずかに巻き上げ下げしたいときの動作はほとんど一緒(小指を立てているかどうか)なので、作業者にはっきり動作が見えるよう心掛けました。

また、荷物の移動中も自分の指示がはっきり作業者に見えて、かつ荷下ろし先の状況がわかるような位置に立って指示を行いました。

Bさんが合格する上で気をつけた点

筆記試験では、講義でボードに書かれたり口頭で説明された重要ポイントを教科書にマークしたり、載ってないものはメモをとっておきその箇所を覚える事で、合格点を取る事ができます。

問題は選択式なので、消去法で正しい答えを選んだり似たような問題も出てくるので、前後の問題から照らし合わせて答えを出すという事もできます。

実技試験では、ホイッスルを吹きながらクレーンの動きを指示する試験が行われますが、3人グループになりクレーンへの指示者と作業補助2人で行います。

上下、移動、停止、終了などのさまざまな手信号の種類を覚える事、バンドのセット後などの指差呼称が必要な箇所を暗記する事が大事です。

速く動作を行うなど急ぐ必要もないので、丁寧に1つ1つの指示を行いながら最後まで作業を行いました。

また補助の時は、2人でバンドの端を持ち広げて指示者に破損がないかチェックをしてもらいました。

そして、バンドを資材にセットしてフックにかける補助の動作や、退避の指示で移動などのときは、試験を受けている指示者に迷惑がかからないように迅速に行動するように気を付けました。

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